ソリューション

Sawyer

協働ロボットSawyerがカフェ店員に早変わり

Sawyerがカフェ店員として活躍する「変なカフェ」(東京都渋谷区)の事例です。従業員の助けほぼ無しに、2年間安定稼働しています。省スペースで安全、プログラミングが容易、運用変更や他システムとの連携が簡単なのが特徴です。

  • ダイレクトティーチング
  • ビジョンピック
  • 位置補正
  • パレタイジング
  • リアルタイムモニタ
  • 省スペース
  • 安全柵不要
  • 簡単プログラミング
  • 簡単レイアウト
  • 品質向上

お客様の課題

  • サービスロボットの実装支援を展開してきたエンジニアやICT業界で長年経験を積んできたメンバーが中心になり、2018年1月に創業したQBIT Roboticsさまの事例です。
  • 大きな社会課題となることが見込まれる飲食業の人手不足の解決手段の一つとして、「変なカフェ」などの業態開発を支援しています。
  • 厨房やホールで人と協働できるロボットには、安全性・ポータビリティ・働く人々との親和性などが求められます。また、円滑な店舗運営のため、導入やメンテナンスが簡単かつ最小限で、現場の店員が操作できるものである必要があります。

解決したこと、できること

従来型のカフェであればセルフオーダー式の店舗であっても、休憩や繁忙時のバックアップも必要で、常時最低3名程度が必要になります。「変なカフェ」ではSawyerの導入により、ロボットやマシンの管理・食材や資材の補充をするために1名の人員を配置するだけですみます。人件費の抑制が図れるほか、営業時間に合わせた店員のシフト組み、休憩時間や休憩場所の確保も少なくてすみます。ロボットが働く飲食店としてメディアの注目を集めたり、物珍しさから来店を誘発したりする効果もありました。

導入に至るまでと事例

QBIT Roboticsさまでは、Sawyer を「変なカフェ」の店頭に導入。Sawyer が客からの注文を受けて飲料品を作り提供するまでの一連のプロセスを担当しています。カフェのオペレーションを完全自動化する仕組みを一から作ることは時間やコストの負担が大きいですが、汎用ロボットである Sawyer と既製のコーヒーマシン、また、Sawyer の動きを簡素化する工夫によって、導入が容易なパッケージの開発に成功しました。

QBIT RoboticsさまがSawyerに求めたこと

  • 省スペースで安全
  • メンテナンスフリーでプログラミングが簡単で運用変更も容易
  • 他システムとの連携が簡単
  • 複雑で多様な動作が可能

Sawyerなら

  • ばね構造の柔らかい関節が衝撃を柔らげ、万一の衝突に備えます。
  • ダイレクトティーチングやWeb UIで簡単に教示ができます。
  • 7軸の関節を持ち複雑な姿勢を取ることができるため、狭い作業エリアへ導入が可能です。

お客様の声

  • 待ち時間もロボットを見て楽しめる。
  • ロボットがこちらの好みを予想して提案してくれる。
  • 人と会話する必要がないので、煩わしくない。
  • 店員によって、商品の味や提供の仕方にブレが無くなった。
  • ロボットがかわいい。